金銭餅〔きんせんぴん〕１６０ｇ

［きんせんぴん］

独特の秘法で練りあげた小麦粉を丸め白ゴマをまぶして焼いた唐菓子です。古代の中国貨幣に、その形が似ているので『金銭餅』といいます。縁起のよいのは『麻花兒』と同様です。時の中国皇帝への献上品であったとも言われています。昔ながらの型を使って一個一個手で抜いた生地にゴマをまぶして焼く“きんせんぴん”。このシンプルな工程がつくりかたによってはまるで違うものになります。

蘇州林の『金銭餅』

【胡麻の香ばしい風味とサクッとした口当たり】

食べ始めは、サクッとした口当たりのあっさりとした味のようですが、食べるほどに白ゴマの持つ“奥行”のある味と押さえた甘さが口の中に広がります。

おいしさの秘密は機械化しないことです。

手粉を極端に抑え、内側は味を抑え“サクサク”とした感触を出す事が胡麻の風味を生かすと考えています。サクサク感と胡麻の付着を高める為には手粉の付着を抑える事がポイントです。機械等で切断し、加工、成型すると手粉が多量に必要になり、それが原因の一つとして感触が“ガリガリ”“ゴリゴリ”になります。内側においては甘さ等の味を強く出さない。これは胡麻の風味を生かす為です。したがって、おいしさにこだわると昔ながらの型を使って一個一個手で抜くことを強いられ、一粒の重量は軽くなるのに手間がかかる由です。原材料には小麦の成育管理と品質管理の良い九州産の小麦粉、北海道産砂糖（甜菜糖）を使用し、添加物や遺伝子組換原料を使用せず、安心・安全な唐菓子です。

１袋１６０ｇ入

特定原材料・・・小麦